本日のテーマ:あなたに突き刺さる矢、腑に落ちる

前回は、普通さんの凄さ、人並みのことを人並み以上にうまくやることについて、お話ししました。
その他にも、普段から感じている「普通に見聞きすること」なのに、すごいことだと思えるようなこと、つまり、腑に落ちるということです。

何十年も人の悩みに携わり、しかし一向に悩む人の数は減らず、昔と情勢が違うとはいえ、どうしてだろうと疑問に思っていました。

しかし、本に書かれていることや、いろいろな話を聞く中で、頭では理解しているように思えても、それがどれほど考え抜かれた結果の言葉であったかは、本人が心底納得しないと得られません。

例を挙げると、業務上で、受託している仕事を実際担当するスタッフが、困惑している様子で相談にきました。
「○○さんが、委託側からこうしてほしいと言われたとおりにやらず、困っている」と。
○○さんは、自分で考えて最良の方法を実施したいと話、委託側の方法はBESTではないと主張していると。

そこで、その困惑しているスタッフが、自分の旦那さんに話をしたところ、「その○○さんは、依頼主が四角いドアを設置してほしいと言っているのに、自分は丸いドアがBESTだと思って取り付けてしまったということと同じだぞ」と説明され、それを○○さんに話したところ、自分が相当ずれていることに気が付いた、とのことだったのです。

こう説明され、○○さんは矢が刺さって、納得できたということです。

世の中に出回っている様々な良書でも、読み手の納得感をすべて網羅するのは難しいということですね。

いかに、本人に突き刺さる矢を放てるか、腑に落ちるかですね。

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